マップで選択したセルを自動で「移動」→「停止」→「移動」→「停止」と順次移動していきます。
各セルで目視検査・観察するために停止時間を設定できます。
電子部品や材料の外観検査などのマイクロスコープを使った目視検査に最適です。
特に、マイクロスコープや顕微鏡に取り付けたカメラの画像をモニターに映し出し検査・観察する用途には作業環境を大幅に改善できます。
不良箇所などにはカラーマーキングしてあとで Excelなどの表計算ソフトで不良分布などを解析することもできるので、研究開発用途にも効果的にご活用できます。
特定の箇所を探し出してCCDカメラなどで画像を保存したい場合にも、目視でワーク全体をくまなくスキャンし、一時停止させてカメラで画像を取り込むだけなので、非常に便利です。
マイクロスコープを使った外観検査の場合
ワークの形状に合わせてマップを作成します。セルサイズ(ステップ量)は検査する部品サイズ、または、マイクロスコープの視野サイズなどとします。
また、移動する必要のないセルがある場合は、選択しマスクをかけます。
各セルに停止する時間を指定します。
マイクロスコープで観察する時間を指定します。
カラーマーキングする色を「外観不良A」などと定義設定します。(設定最大40)
色と名称は任意に設定できます。
移動開始ボタンをクリックすると移動開始します。移動中はカラーマーキング、コメント入力が可能です。
また、一時停止、停止中での前後素子への手動移動も可能です。
カラーマーキングの結果をカラーパレットの色番号でファイル出力します。
出力ファイルは CSV形式なので、表計算ソフトExcelで解析をしたり、
お客様にてExcelマクロを利用してレポートフォーマットに変換するといったこともできます。
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