XYスキャニングステージ

自動移動 機能

マップで選択したセルを自動で「移動」→「停止」→「移動」→「停止」と順次移動していきます。

各セルで目視検査・観察するために停止時間を設定できます。

用途

電子部品や材料の外観検査などのマイクロスコープを使った目視検査に最適です。

特に、マイクロスコープや顕微鏡に取り付けたカメラの画像をモニターに映し出し検査・観察する用途には作業環境を大幅に改善できます。

不良箇所などにはカラーマーキングしてあとで Excelなどの表計算ソフトで不良分布などを解析することもできるので、研究開発用途にも効果的にご活用できます。

特定の箇所を探し出してCCDカメラなどで画像を保存したい場合にも、目視でワーク全体をくまなくスキャンし、一時停止させてカメラで画像を取り込むだけなので、非常に便利です。

操作の流れ

マイクロスコープを使った外観検査の場合

01 マップ作成

マップ画面

ワークの形状に合わせてマップを作成します。セルサイズ(ステップ量)は検査する部品サイズ、または、マイクロスコープの視野サイズなどとします。

また、移動する必要のないセルがある場合は、選択しマスクをかけます。

02 停止時間の設定

自動移動機能

各セルに停止する時間を指定します。

マイクロスコープで観察する時間を指定します。

03 カラーパレット色定義

カラーパレット画面

カラーマーキングする色を「外観不良A」などと定義設定します。(設定最大40)

色と名称は任意に設定できます。

04 自動移動 開始

カラーリングマップ画面

移動開始ボタンをクリックすると移動開始します。移動中はカラーマーキング、コメント入力が可能です。

また、一時停止、停止中での前後素子への手動移動も可能です。

05 結果ファイル出力

カラーマーキングの結果をカラーパレットの色番号でファイル出力します。

出力ファイルは CSV形式なので、表計算ソフトExcelで解析をしたり、

お客様にてExcelマクロを利用してレポートフォーマットに変換するといったこともできます。

結果出力ファイル

Home > 製品案内 > XYスキャニングステージ > 自動移動

ファインシス連絡先sales@finesys.jp

ファインシスはR&D・製造現場の「改善」をサポートします。

Copyright(C) 2004-2009 FINESYS,INC All Rights Reserved